お菓子作りをしていると、レシピに登場する「ココアパウダー」や「純ココア」。いったい何が違うの?と気になったことはないでしょうか。
ここでは、純ココアとココアパウダーの違いを分かりやすく解説します。
それぞれのココアの明確な違いが分かれば、もうレシピで迷うことはありません。お菓子作りに最適なココアを選んで、ワンランク上の仕上がりを目指しましょう!
純ココアとココアパウダーは同じもの!
まず、結論から。
「純ココア」「ピュアココア」「ココアパウダー」は、呼び方が違うだけで中身は同じものです。
レシピやメーカーによって「純ココア」「ココアパウダー」と呼び方が異なりますが、どちらも砂糖や乳製品を含まない100%の粉末のココアを指します。
お菓子作りで「ココアパウダー」と指定があった場合は、「純ココア」と書かれた商品を選んでも問題ありません。まずはこの点をしっかり押さえておきましょう。

メーカーによって商品に区別を付けているようですね。イメージとして「純ココア」はドリンク用、「ココアパウダー」はお菓子などの料理用と使い分けをしている感じです。中身そのものは同じなので、どちらを使ってもいいでしょう。
「純ココア」「ココアパウダー」とは?
では、その「純ココア(ココアパウダー)」とは、一体何からできているのでしょうか。その正体と歴史を少しだけ深掘りしてみましょう。
そもそも「純ココア」「ココアパウダー」とは?
純ココアは、チョコレートの原料でもあるカカオ豆から作られる、カカオ本来の風味を凝縮した粉末です。砂糖や乳製品などが一切添加されていないため、口に含むとほろ苦く、カカオの豊かな香りがダイレクトに感じられます。
このピュアな風味こそが、お菓子に深いコクと香りを与えてくれるのです。
どうやって作られるの?カカオマスからの一連の流れ
純ココアは、以下のような工程で作られています。
- カカオ豆を焙煎し、すり潰してドロドロのペースト状にします。これがチョコレートの主原料にもなる「カカオマス」です。
- カカオマスを巨大な圧搾機にかけ、強い圧力で脂肪分である「カカオバター」を搾り取ります。(このカカオバターは、ホワイトチョコレートなどの原料になります。)
- カカオバターを取り除いた後に残った固形物(カカオケーキ)を細かく砕き、サラサラの粉末状にしたもの。それが「純ココア(ココアパウダー)」なのです。
関連記事【ココアの作り方】製造工程はどうなってる?カカオ豆からパウダーになるまでを巡る旅
純ココアの歴史:バン・ホーテンの発明
今、私たちが手軽に純ココアを使えるのは、1828年にオランダのクンラート・バン・ホーテンが、カカオマスからカカオバターを分離させる技術を発明したおかげです。この発明により、ココアは飲み物としてだけでなく、お菓子作りの材料としても世界中に広がりました。

私のオススメは、バンホーテンのココアです。香りが高く、カカオの味わいも深くて、さすがココアの王様ともいえるものです。迷ったときはぜひ試してみましょう!
純ココアの魅力がわかったところで、次は実際に購入する際の悩みです。スーパーに行くと、「森永」と「バンホーテン」という二大ブランドの純ココアが並んでいるのを見かけます。どちらが自分のお菓子作りや好みに合うのか、4つのポイントで徹底比較していますので、ぜひ参考にしてください。
純ココアと調整ココアの違いは?
調整ココアはミルクココアという言い方をすることもあります。
純ココアとの違いは、砂糖やミルクなどが入っているかどうか。
お菓子レシピは基本的に無糖の純ココアで分量が書かれています。調整ココアを使うと、分量が変わって思い通りの料理ができません。おいしく仕上げるためにも、純ココアを使うようにしましょう!

そのときどきで、使い分けるといいでしょう。
純ココアと調整ココアの違いについてはコチラで紹介しているので、合わせてご確認ください!
まとめ
今回は、混同しがちなココアの違いについて徹底解説しました。最後に、この記事の最も重要なポイントを振り返りましょう。
- 「純ココア」と「ココアパウダー」は同じもの。
- 「調整ココア」は砂糖や乳製品が入った”飲み物用”で、全くの別物。
- お菓子作りやパン作りには、必ず「純ココア(ピュアココア)」を使う。
この3つのポイントを押さえておけば、もうココア選びで迷うことはありません。これで、あなたもココア選びのプロです!
さあ、お気に入りの純ココアを見つけて、最高のお菓子作りを楽しんでくださいね!




