【ココアの製造工程】どうやって作られる?カカオ豆からパウダーになるまで

【ココアの作り方】製造工程はどうなってる?カカオ豆からパウダーになるまでを巡る旅 ココアのいろいろ

こんにちは。「さくらココア」のhiroです!

毎日、家事や仕事の合間にホッと一息つく一杯のココア。 その香りに癒やされながら、「この粉って、どうやってできているんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?

実は、ココアはチョコレートと同じ「カカオ豆」から生まれる兄弟のような存在です。

この記事では、ココアの製造工程、作り方についてわかりやすく紹介します!

【ココアの製造工程】どうやって作られる?

ココアはチョコレートと同じ「カカオ豆」から作られます。順番を追って見ていきましょう!

① 発酵と乾燥

ココアの始まりは、熱帯の太陽を浴びたカカオの実である「カカオポッド」の収穫から。 中にある白い果肉に包まれた種「カカオ豆」をバナナの葉などで包んで、じっくりと発酵させます。この工程こそが、ココアの芳醇な香りを生み出す最大の鍵!その後、天日干しでゆっくりと乾燥させます。

② 選別

工場に届いた豆は、厳格にチェックされます。小石や未熟な豆を丁寧に取り除き、選び抜かれた上質な豆だけが、私たちの飲むココアの原料になれるのです。

③ 焙煎(ロースト)

カカオ豆に熱を加えることで、香りの成分を一気に解き放ちます。同時に、豆の薄皮を剥がれやすくする効果もあります。

④ 分離

焙煎した豆を砕き、風の力で軽い皮(ハスク)だけを吹き飛ばします。残った実の部分が、スーパーフードとして注目の「カカオニブ」です。

カカオマスとカカオニブの違いを徹底比較しています。違いや使い方については、コチラをご覧ください!

⑤ 磨砕(まさい)

カカオニブを石臼のような機械ですり潰します。カカオの脂肪分(ココアバター)が熱で溶け出し、濃厚なチョコレート色の液体に変わります。これが「カカオマス」です。

⑥アルカリ処理

カカオマスにアルカリ成分を加え、酸味や渋みを中和します。こうすることで、色が美しい赤褐色になり、水や牛乳に溶けやすくなります。

アルカリ処理はカカオを飲みやすくするためにバンホーテンが開発しました。こちらでも詳しく紹介しています。合わせてご覧ください!

⑦圧搾(さくゆ):脂分を絞り出すハイライト

巨大なプレス機で、カカオマスに「ぎゅーーっ!」と強い圧力をかけます。薬剤を使わず、物理的な力だけで脂肪分(ココアバター)を絞り出していく、とてもダイナミックな工程です。

絞り出されたココアバターは、ホワイトチョコになります。

⑧ 粉砕と冷却

脂を絞った後に残るのがココアケーキ。カチカチの塊になっているココアケーキを細かく砕きます。仕上げに冷風をあてて温度を安定させることで、品質が一定に保たれ、美しいツヤのある「ココアパウダー」が誕生します!

知っておきたい「純ココア」

スーパーの棚でよく目にする「純ココア(ピュアココア)」。 これは、ここまでの工程を経て出来上がったばかりの、カカオ100%のパウダーのことです。

  • 純ココア: 砂糖もミルクもなし。美容成分をダイレクトに摂りたい、あるいは自分好みの甘さ(はちみつなど)で楽しみたい本格派向け。
  • 調整ココア(ミルクココア): 純ココアに砂糖や粉乳をプラスしたもの。お湯を注ぐだけで飲める手軽さが魅力。

純ココアと調整ココアの違いについて、味・成分・使い方まで徹底比較をしています。あわせてご覧ください!

まとめ

何気なく手に取っていた一杯のココア。 その裏側には、遠い国の農園から始まり、発酵、焙煎、圧搾……と、たくさんの工程を経て私たちに届いていることが分かります。

おいしいココアが飲めることに感謝しつつ、至福のひとときをすごしたいですね!

hiro

10年以上の愛飲歴を持つココアマニア。突然の喘息で苦しいとき、一杯のココアに救われた経験から、その力に魅了された。ココア成分の癒やし効果を実感し、「おいしく、賢く、自分を労わる一杯」をテーマに本音でレビュー。

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