心も体も温めてくれるココア。寒いときだけでなく、暑いときにはアイスにして疲れた体を癒やしてくれます。
そんな数あるココア商品の中でも、バンホーテンのピュアココアは別格です。その深い味わいと豊かな香りは、長年にわたって多くの人々に愛され続けています。
この記事では、そんなバンホーテンのピュアココアの魅力を、歴史からおいしい飲み方まで徹底的に解説します。この記事を読めば、いつものココアがもっと特別な一杯になるでしょう。
「バンホーテン」ココアの歴史
なぜ「バンホーテン」はココアの代名詞になったのか？
バンホーテンの歴史は、1828年、オランダ人のC.J.バンホーテンが、世界で初めてココアパウダーの製造法を発明したことから始まりました。
それまでのココアは、カカオ豆をすりつぶしただけのものだったため、油分が多く、水に溶けにくく、酸味が強いものでした。しかし、バンホーテンは、カカオ豆から余分な油脂分（ココアバター）を取り除く脱脂技術と、酸味を和らげるダッチプロセス（アルカリ処理）という画期的な方法を開発。これにより、水にも溶けやすく、まろやかで飲みやすい、今のココアが誕生したのです。
この発明はココアの歴史を大きく変え、バンホーテンは「ココアの父」としてその名を世界に知らしめました。この功績から、バンホーテンはココアの代名詞となり、多くの人々に愛されるブランドへと成長したのです。
ピュアココアの何がすごいの？
バンホーテンのピュアココアは、創業以来変わらない製法で作られています。
- カカオ分100％の純粋さ: 砂糖やミルクが一切含まれていない、純粋なココアパウダーです。そのため、カカオ本来の香り高さと濃厚なコクを存分に楽しめます。
- 「ベルベットのやさしさ」: きめ細やかでなめらかな舌触りは「Velvet Feeling（ベルベットのやさしさ）」と表現されます。一口飲めば、その上品な口当たりに驚くはずです。
- 汎用性の高さ: 飲み物としてはもちろん、お菓子作りや料理の風味付けにも大活躍。あなたのアイデア次第で、様々な使い方ができます。
純粋だからこそ、様々なアレンジが楽しめる。それがピュアココア最大の魅力です。
もう失敗しない！おいしいココアの作り方
「ピュアココアって、ダマになりやすくて苦手…」という方も多いのではないでしょうか？でも大丈夫。ちょっとしたコツを押さえれば、誰でも簡単になめらかな絶品ココアが作れます。
「さくらココア」がオススメする、ピュアココアの作り方を紹介しましょう。
【黄金比レシピ】
材料：
- ピュアココア：5g
- 砂糖：8g
- 牛乳：140ml
1．炒る
実はあまり知られていない行程ですが、まずはじめにココアを炒りましょう。鍋に入れて弱火で軽く炒っていきます。30秒ほどすると、まとまり感が出てくるので、そこで次の行程に移ります。
強火で炒ってしまうと、ココアが焦げたり、香りが飛んでしまうので、必ず弱火で炒るようにしましょう。このようにココアを炒ることで、香りがよく口当たりがなめらかな仕上がりになります。
2. 練る
炒ったココアに砂糖を入れ、少量の牛乳を加えます。そしてペースト状になるまでよく混ぜ合わせましょう。このときに、しっかりよく練ることで、口当たりなめらかなココアができあがります。
砂糖は、お好みにあわせて増やしたり減らしたりしてもいいでしょう。
3．牛乳を入れる
ペースト状になったら、残りの牛乳を少しずつ加えていきます。
鍋を火にかけているときは、沸騰しないように気をつけましょう。沸騰するとココアや牛乳の香りが飛んでしまいます。最後まで弱火で調理するようにしましょう。
4．漉す
鍋でよく混ざったら、カップに入れていきます。このときに、茶こしなどを使って漉すようにしましょう。こうすれば、もしダマが残っていても崩すことができます。また、最後に漉すことで、より口当たりなめらかなココアにできあがります。
最後にこうして一手間くわえることで、よりおいしいココアに仕上がるでしょう。
さいごに
いかがでしたか？
ただ飲むだけではもったいないバンホーテンのピュアココア。その歴史やおいしい飲み方を知ることで、いつものココアがもっと特別に感じられるはずです。ぜひ、今日のおやつはこだわりの一杯を楽しんでみてください。
