ココアと言えば「バンホーテン」ともいわれるほど、深い味わいのバンホーテンココア。
スーパーでもよくみかけますが、砂糖やミルクが入っていない「ピュアココア」は、自分で淹れるのが少し難しそう…と、購入をためらっている方も多いかもしれません。
この記事では、そんな人のために、バンホーテンのピュアココアを実際に購入し、その味わいを徹底的にレビューします。
バンホーテンのピュアココアとは?「ココアの王様」と呼ばれる理由
まずは、バンホーテンのピュアココアがなぜこれほどまでに多くの人に愛され、「ココアの王様」とまで呼ばれるのか、その秘密に迫ってみましょう。
160年以上の歴史が証明する品質と伝統
バンホーテンの歴史は、1828年にまで遡ります。創設者のC.J.バンホーテンは、世界で初めてココアパウダーの製造法を発明した人物。その長い歴史の中で培われた技術と品質への揺るぎないこだわりが、今も世界中の人々に愛され続けている理由です。
- 豆の選定: 厳選された高品質なカカオ豆のみを使用し、豊かな風味の源を確保しています。
- 伝統製法: 「ダッチプロセス」と呼ばれる独自のアルカリ処理製法で、カカオ豆特有の苦味や渋みを和らげ、マイルドで香り高いココアパウダーを生み出しています。
- 信頼性: 公式サイトでも、その輝かしい歴史と品質について詳しく紹介されており、製品への自信が伺えます。
バンホーテンのピュアココアについてはこちらでも紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
【バンホーテン】ピュアココアの魅力に迫る!歴史からおいしい飲み方まで徹底解説

バンホーテンのピュアココアは、カカオ本来の味を追求したい本格派の人や、自分好みの味を作りたい人にこそ、ぜひ試していただきたいココアなのです。甘さ控えめが好きな私は、一瞬でその魅力に取り付かれてしまいました!
【正直レビュー】バンホーテン ピュアココアを実際に飲んでみた感想
ここからは、わたしが実際にバンホーテンのピュアココアを飲んで感じたことを、五感を使って正直にレビューしていきます。
バンホーテンピュアココア飲む前チェック
- 香り: 缶を開けた瞬間、まるで高級なビターチョコレートのような、濃厚で芳醇な香りがふわっと広がります。甘い香りではなく、カカオ豆そのものの力強く、少し大地を思わせるような香りです。
- 色: 深い赤褐色。これが、バンホーテンが誇るダッチプロセス製法が生み出す美しい色合いです。
- 粉末の細かさ: 非常にきめ細かく、サラサラとしています。指でつまんでみると、その粒子の細かさがよくわかります。

缶を開けたときの香りの広がりは、本当に各別だと思います。調整ココアにはない深い芳潤な香りがそそられます。ココアドリンクにする時に少し炒ることをオススメしていますが、ココアを炒ることでその香りに深みが出てきます。
飲んでわかった!良い点(メリット)
- 深いコクと豊かな風味: 一口飲むと、口の中にカカオの奥深いコクと香りが一気に広がります。驚くのはその後味。スッキリとしていて、甘ったるさやしつこさが一切残りません。これぞ本物のカカオの味わいです。
- 甘さを自由に調整できる: ピュアココアなので、その日の気分や体調に合わせて、砂糖やはちみつ、メープルシロップなどで甘さを自由自在に変えられるのが最大の魅力です。
- アレンジの幅が無限大: ドリンクとして楽しむだけでなく、お菓子作りや料理の隠し味にも大活躍します。ティラミスやガトーショコラに使えば、まるでお店のような本格的な味に仕上がります。
ここは注意!気になる点(デメリット)
- 溶かし方にコツがいる: やはり調整ココアに比べると、温めた牛乳にそのまま入れるだけではダマになりやすいです。しかし、ご安心ください。後述する「正しい溶かし方」を実践すれば、誰でも驚くほどなめらかなココアを作ることができます。
- 甘党には物足りない?: 砂糖不使用なので、市販の甘いココア飲料を期待して飲むと、そのビターな味わいに驚くかもしれません。自分で甘さを加えるひと手間を、デメリットと感じる方もいるでしょう。

ココアドリンクにしたときに、砂糖を入れ忘れたことが何度かあります。甘さはありませんが、ビターな味わいのココアとしてアリだと思いました。甘党の人でもそうでない人でも楽しめるのが、ピュアココアのいいところだと思います。
手軽に甘いココアを飲みたい!という人は、バンホーテンのミルクココアもあるので、ぜひこちらも試してみてください!
バンホーテンミルクココアの魅力を徹底解説!美味しい飲み方から商品全種類、口コミまで徹底紹介
バンホーテン ピュアココアの美味しい作り方
「ピュアココアは、いつもダマになるのが悩み…」そんな人のための、決定版レシピです。このポイントさえ押さえれば、誰でも簡単になめらかな絶品ココアが作れます。
バンホーテンココア絶品の淹れ方
材料(1杯分)
- バンホーテン ピュアココア:ティースプーン山盛り2杯(約5g)
- 砂糖:ティースプーン山盛り2杯(約8g)※お好みで調整してください
- 牛乳:140ml
作り方
- 小鍋にココアを入れ、弱火で20~30秒ほど炒ります。ココアにまとまり感がでてきたらOK。
- 砂糖と少量の牛乳を入れて、よく練ります。
- なめらかなペースト状になったら、残りの牛乳を入れてよくまぜます。
- カップに入れるときに、茶こしなどで漉します。

ココアがダマになってしまうのは、ペースト状にしっかりと練らないから!ココアにはデンプン質を多く含んでいるので、一度に多くの水分と合わせてしまうと内側に浸透しなくなるのです。牛乳や水でしっかりと練るようにしましょう!
バンホーテン ピュアココアの口コミ・評判
SNSやレビューサイトで見つけた、リアルな口コミをいくつかご紹介します。
良い口コミ
- 「やっぱりバンホーテンは香りが全然違う。一度これを飲んだら他のココアに戻れなくなりました。」
- 「甘さがないから、お菓子作りに本当に重宝してます。これで焼いたガトーショコラは絶品!」
- 「毎朝、豆乳と混ぜて砂糖なしで飲んでいます。健康的で美味しい習慣になりました。」
悪い口コミ
- 「ちゃんと練らないと本当にダマになる。少し手間はかかるかな。」
- 「思っていた以上にビターでした。甘いのが好きな人はお砂糖が必須です。」
まとめ
この記事では、バンホーテンのピュアココアについて、特徴から正直なレビュー、そして誰でもできる美味しい作り方まで、徹底的に解説しました。
- バンホーテンは160年以上の歴史を持つ、本格的なピュアココア。
- カカオ本来の豊かな香りと深いコクを存分に楽しめる。
- 美味しい作り方のコツは「しっかりと練る」こと。
- 甘さを自分で調整でき、ドリンクからお菓子作りまでアレンジも自由自在。
結論として、バンホーテンのピュアココアは、 「本物のココアの味を楽しみたい方」 「甘さを自分でコントロールしたい方」 「お菓子作りにもココアを活用したい方」 に心からおすすめできる、唯一無二の一品です。